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2025/01/28

劇映画 孤独のグルメ

以下、「劇映画 孤独のグルメ」のネタバレを含みます



「ついで」というのも何ですが、先週……いや、
10日前に観た「劇映画 孤独のグルメ」の感想も書いてしまいましょう、と。
正直に言えば、面白かったことは確か。
「いっちゃん汁」を核にした繋がりこそやや強引なものの、
ラーメン屋周りは本当に良かったなー、と。
店主の再起に輸入雑貨商としての「井之頭五郎」が絡み、
彼でなければできない物語が紡がれていた点は高く評価できます。
ドラマ「孤独のグルメ」の裏側を何となく見られる作りも面白い。
「ナナナです」は思いっきり笑いました。

で、そういう言い方をしているということは、文句ももちろんあるワケで。
言いたいことはシンプルです。

「孤独のグルメ」かなあ、コレ!?

パリから五島列島までは確実に「孤独のグルメ」。
大体いつもどおりで、安心して見られる作りになっています。
良くも悪くもいつもの味。

ですが、スタンドアップパドルで出航してから風向きが怪しくなってきます。
奇しくも劇中でも、ではありますが。
スタンドアップパドルで隣の島に向かう――まではギリギリ許容範囲。
なんとその日は台風が接近中でした!――調べるだろう!! それは流石に!!
脚のロックを確認せずにバンジージャンプするようなものですよ!?
食材がかかっている……ではなくて、単純に命がかかっているのですから。
漂着先で自作鍋を作った件も同じ。
案の定――の展開に笑いこそしましたが、キノコは危ないだろ!?

……何故か五郎さんの危機管理意識がゆるゆるなんですよね。
パリ~五島列島、食品研究施設~東京の展開はだいぶ落ち着いているだけに、
このあたりだけが本当におかしい。
資金の問題で脚本を変えた、という話がパンフレットに載っていましたが、
その影響なのか……? と勘繰ってしまいます。

ムチャクチャな展開は五島列島~食品研究施設で終わるものの、
「孤独のグルメ」かどうか、に疑問符がつく展開はそれ以降も続きます。

まずは食品研究施設での食事がそう。
良いシーンなんですよ。
漂着した五郎さんに振る舞われる、食品研究施設で作られた料理。
それを食べて、彼女たちに笑顔を返し、完食する。
良いシーンなんですよ。

――「孤独」かなあ!?

辞書で「孤独」を調べたくなるほどのキャッチボールっぷりです。
入国審査官のツッコミを受けながら食べる、港町での一幕もそう。
面白み溢れるシーンではある一方、「孤独」からは距離がある。
原作の「誰にも邪魔されず……」の精神はないんですよね。

何よりラストのラーメンを並んで食べるシーン。
オマージュ元があることは百も承知ではあるものの、
「孤独」? という気持ちは残ってしまいます。

繰り返しになりますが、面白かったことは確かなのですよ。
ただ、「孤独のグルメ」かどうかは怪しい。
少なくとも原作版「孤独のグルメ」ではあり得ない展開だな、と。
ドラマ版ならあり得る距離感ですし、そもそもベースにあるのはドラマ版。
何より監督を松重豊さんが務めている以上、そこに文句はつけられません。
それに、観ている間は笑いましたし、感動もしました。
二人を繋げるでもなく、
そっと伝えるだけに留めるラストはジーンとくるものがありましたから。

それだけに、どうにもこうにも五島列島~食品研究施設がッ……!

喉に小骨が引っかかっていると、
その印象ばかり強くなって美味しいものも美味しく食べられないものですね。

2025/01/26

機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-

以下、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」のネタバレを含みます



ここは私の日記帳――!

Twitter(現X)ではどうしても配慮してしまうため、
感想を吐き出すつもりなら自分のブログが一番いいでしょう、と。
ふせったーですら気を遣ってしまうのは作品の性質上仕方ないでしょう。
宇宙世紀の、「ガンダム」のはじまりに触れるんですよ!?

ともあれ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」を観ましたよ、と。
ちなみに昨日の話。
昨日書かなかったのは単純に更新を忘れ――

個人的にはやはり「Beginning」、一年戦争パートがブッ刺さりまくり。
シャアが! ガンダムに!
「公式がソレを描いちゃっていいんだ……!?」と心底思いましたね。
今まではゲームの中の出来事で、言ってしまえばどこまでいっても非公式。
しかし、そんな誰もが考えた「if」を「if」にせず、
新たな「ガンダム」の物語にしてしまったことにはただただ驚愕。
ジオンが勝つことはもう「if」ではないんだ……!
制作陣のインタビューですら「機動戦士ガンダム」の「if」扱いですが、
個人的にはもう「if」呼ばわりしないことにします。
「GQuuuuuuX」は「GQuuuuuuX」でしょうが!

……何だかんだでジオン派なんですよ、私。
地球連邦が勝った未来は先細り、暗いものになるようですが、
こちらの未来は明るくなり得るでしょうか。
作中の描写からもう厳しいって?
いやいや、こちらはまだU.C.0085で、未完結ですよ?

ただ、ジオンが勝った歴史を紡ぐ一方、
ジーンの戦犯度が急上昇しているのは苦笑いするしかありません。
余計な破壊行為を行わず、
アムロより先にガンダムを見つけて搭乗する必要があったんですね。
――通るか! そんなルート……!
彼が宇宙世紀のキーパーソンであると証明されてしまった……。

キーパーソンといえば、TLを賑わす「緑のおじさん」――シャリア・ブル。
いろいろと「重い」と言われているものの、
私が「重い」と感じたポイントは分かりやすく階級。
「中佐」止まりになっているのは間違いなく彼の意志だろうな……と。
シャアと並び立つことすら避けているように思えて仕方ないのですよ。
「中佐」でありながらいろいろとメチャクチャなことをできるのも、
ジオン内部で地位を確立していることの証拠でしょうし……。
クァクスの所属不明パイロット、
マチュに目を付けたことは確実なのでどう動いていくのやら?

で、そのマチュは現代っ子~! という感じ。
手にはずっとスマホ、塾に通い、ちゃんと門限には帰る。

――そう、スマホがあるんですよ!!
内心ひっくり返っていた(映画館でひっくり返るワケにはいかない)のは、
見慣れた宇宙世紀にスマホがあり、Wikipedia(?)があり、
ドラッグストアがあり――とにかく現代的なこと。
どうにも宇宙世紀=20世紀的世界観という認識があるので、
それらに関してはもの凄い違和感がありましたね。
冷静に考えれば人類が宇宙に進出しているほどの世界ですから、
現代の文明レベルを超えていても不思議ではない。
不思議ではないが、頭の中には今まで共に生きてきた「ガンダム」がある。
特に今回はU.C.0085という明確な時系列が分かっているワケで……。
直前まで「機動戦士ガンダム」と同じ時代を見ているんですよ、こっちは!

サンダーボルトを念頭に置きつつ、
「こういう宇宙世紀」と飲み込んだものの、引っかかりはありました。
ただ、「U.C.0079にスマホがあったと考えるのもアリじゃない?」という、
Twitterで見かけた意見は強く膝を打ちましたね。
前述のように技術的には現代を超えているワケですから、
あとは戦時中だのミノ粉だので理屈を付ければ……という。
そういう考え方もあるか……!

とはいえ、万人向きの考え方でないことは百も承知。
何と言っても「ガンダム」ですからね。
めんど――独自の考え方を持つ人たちが多い界隈です。
噛み砕いて飲み下すための解釈の一つ、と。

マチュ、ニャアン、シュウジについても触れないといけない気はするのですが、
いかんせん「Beginning」にブン殴られた後でして……。
マチュに対しては真っ直ぐな「良いトコのコ」。
ニャアンに対しては難民の認識が強めの「スレたコ」。
シュウジに対しては公式どおりの「ガンダムの妖精」。
パチッと枠にハメた認識止まりになってしまいました。
頭を……頭を整理させてくれ……。
こちとら一年戦争のアレコレで頭いっぱいなんだ……。

そういえば、肝心の映画全体の感想を書き忘れていました。
もの凄く良かったです。
あらためて書く必要もなかったでしょうか?

製作としてはかなり進んでいるようで、
気になることは「次の先行上映があるかどうか」ということ。
ガンダムUCやミリアニのように数字を付けていませんし、
このまま普通に地上波放送に移るんでしょうかね……?

2024/10/18

感 SAW X

まず真っ先に言っておきたいことは、
ジョン・クレイマーが好きなら早く観に行け!!
ジョン・クレイマー好きなら、もうそれだけでお腹いっぱいになるから!!

私?
私はマジでお腹いっぱいです。

序盤の弱々しい姿には「ジョンも人間なんだな……」と思わされる一方、
ジグソウとして覚醒後は気迫もオーラも溢れ、
人間としてのスペックの高さにただただ驚くばかり。
とはいえ、今回はそれだけではなく……!
ジグソウ独自の狂っ――変わった倫理観も健在で、
むしろ、旧作よりもそれを強く押し出していたように思います。
加えて言えば「試練」としての「ゲーム」の色が濃く――いや、
徹底して「試練」であり、「処刑」の色があった一部旧作とは空気が違います。
ジョン主導だけのことはある……と妙な感動がありました。

何というか、総じて「欲しいものが素直に出てきた」……?
「SAWといえば!」を徹底的に煮詰めた2時間。
しかしながら今までになかったような展開もあり、
10作目にしてここまで魅せてくれるか! と思わせてくれます。
「忘れ物ですよ」と言わんばかりのシーンも個人的には良かったな、と。

繰り返しになりますが、ジョン・クレイマーが好きなら観ましょう。
「良かった」。
その一言に尽きる……。

2021/09/11

感 スパイラル:ソウ オールリセット

 ※映画のネタバレを含みます


わざわざ片道1時間半かけて観てきたよ! 「スパイラル:ソウ オールリセット」ッ!!
わざわざ注意書きを入れたので、躊躇いなく書きます。
地元の映画館で上映していないとは思わなかったな……。

まず触れておきたいのは邦題である「オールリセット」の是非。
コレに関しては「上手い」の一言。
既に8作品も続いており、新規お断りの空気もあるSAWシリーズ。
例のバスルームから連綿と続いてきた繋がりもようやく途絶え、全てを一新した今作。
まさに「リセット」。
これは新規を呼び込むための文言にもなっているのかな、と。
そして、犯人の目的である腐敗した警察組織の浄化。
これもまた「リセット」。
最後に――1つ目の「リセット」と被る部分ではありますが――ストーリーの「リセット」。
今作は明らかに尻切れトンボ、中途半端な幕引きを迎えます。
ここからまた続いていくのだな……と複雑な感情を抱かせる「リセット」。
それらをまとめて「オールリセット」。
なるほどな、上手いな、と映画を観終わってから感心してしまいました。
邦題は3作連続で褒めるところしかないと思います。

SAWシリーズを成す二本柱は「ジグソウ」と「ゲーム」。
今作の場合、一方は良かったものの……という感じ。
今作ではジグソウが出てきません。
なので、前作と同じく「誰がジグソウの模倣犯なのか?」という点が問題になってきます。
ただ、犯人に関しては観た人の100人中70人ぐらいは分かっていたのではないでしょうか。
あまりにも露骨すぎる……!
それまで殺害された警察官には理由があるのに、彼の死には理由がない。
さらに言えば、本人確認が困難な状態で見つかります。
そこを疑わない人はまずいないでしょう。
何せ、我々は「バスルームのド真ん中の死体」というあり得ない犯人を見ているのです。
それに、話が進むにつれて登場人物がどんどん減るため、消去法で……。
SAWシリーズはいきなり新しい人物が割り込んでくるような映画でもありませんから。

そんなワケで、「誰がジグソウの模倣犯なのか?」という点においては楽しめませんでした。
こうなると犯人の魅力でカバーするしかないのですが……困ったことに、それもない、という。
ジョン・クレイマーのような狂った倫理観と美学もない。
マーク・ホフマンのような冷徹さと自己利益の追求と生への執着もない。
ローガン・ネルソンのような使命感と鋼のような意志もない。
あるのはジークへの忠誠心、そしてマーカスへの復讐心だけ、という。
マーカスへの復讐は遂げてしまうので、続編があるにせよ本格的に空っぽに……?
アレでおしまい、とはいかないでしょうし、どう彼を描いていくのでしょうか。
……そういえば固有名詞を持ちませんね、彼。
終始「ジグソウの模倣犯」で、彼個人の呼び方がなかったような?

「ジグソウ」に関しては上記のとおり。
しかし、もう片方の「ゲーム」は良かったように思います。
代償を払わなければ死」という基本に忠実でシンプルな作り。
代償といい制限時間といい、少し殺意が高すぎる感じもしますが……。
ジークと対面した時に語ったように、一応、生存による改心が目的でもあるハズ。
それを考えれば殺人が目的ではなく、ジョン寄りかな、と。
最後の「ゲーム」? アレはもう「トラップ」でしょう。

まとめると、今作の正直な感想は「微妙」。
要らないオマージュ、使いどころがイマイチだったいつもの演出も引っかかるところ。
もしかするとシリーズワーストかもしれません。

人間ドラマを重視したり、突然ジョークが飛び出したりと新たな切り口を見せたことは確か。
ただ、キッチリ終わるものを期待して観たのに、続編ありきのオチでガッカリ、というところ。
犯人が分かりやすかったことも今作は挨拶みたいなもの、あくまでプロローグなんだろうな、と。
これで続編がない場合……は考えたくないですね。
これだけ延々と続いてきた作品が、あの幕引きで終わるのは許されないでしょう、マジで。

2019/04/18

感 ジュラシック・ワールド/炎の王国

邦題絶対ミスってるって!!

ジュラシック・ワールド/炎の王国」を観ましたよ、と。
……Amazonのプライム・ビデオに入ったから、というネガティブな理由ではなく。
Google Playで観ようという気持ちはあったのですよ……結果的にプライム・ビデオでしたが。

今作は5作目にして2作目、という認識なのですが、2作目である「ロストワールド」と同じ雰囲気。
構造的にも島から本土へ、恐竜を狙う人間、と共通する事項はあります。
ただ、「ロスト・ワールド」と大きく違う点は……とにかく「ジュラシック・パーク」要素が薄い!
前半はイスラ・ヌブラル島――という生易しいものではなく、島でのシーンはごく僅か。
世間で散々「ジュラシック・マンション」と呼ばれている理由を理解しました。
もちろん、「ジュラシック・ワールド」であり「ジュラシック・パーク」ではないと理解はしています。
観ている最中、それは少し不満でしたね。
最終的にどうだったかは伏せておきたいというか、こう書いている時点でアレというか。
上手いな、と。

島での騒ぎの代わりに恐竜を巡る思惑が強く描かれ、それがメインストーリーに。
話としては完全に「ジュラシック・ワールド」の続きになっています。
シリアスな笑いも健在。
ハイブリッド恐竜も健在。
レクシィが準主役になった反動か、いわゆる「悪役」はハイブリッド恐竜任せですね……。

個人的にはこれでシリーズ完結でも満足ですが、既に続編は決定しているとか何とか。
とはいえ、今作のラストを考えると、まとまるのかどうか……?
王国は崩壊したのですから、ねえ?

2019/01/20

感 ジュラシック・ワールド

何周遅れだ、という話ですが……「ジュラシック・ワールド」をようやく観ました。

今まで観ていなかった理由は単純で、「何でラプトルとバイクで並走しているのか」というもの。
要するに、人類と恐竜で(目的は分からないものの)明らかに共闘しているじゃないか、と。
今まで恐竜は制御できないもの、と散々描いてきたハズなのに……?

観ようと思った理由は単に「気が向いたから」でしたが……良かったと言えます、凄く。
「ジュラシック・パーク」のオマージュを盛り込みつつ、シリアスも笑いもキッチリと。
「こういうシーンが観たかったんだろう?」という場面も多く、かなり満足できましたね。
何とは言いませんが、ラスト近辺のシーンの破壊力は凄まじいものがありました。
当時「恐ろしい」と思って観たシーンと似た構図が、期待感・高揚感で満ち溢れるとは……!
独立した施設という印象が強い過去作と違い、今回は営業中のテーマパークというのも良し。
施設側でアクシデントが起き、パーク側に被害が及ばないように苦慮する前半の緊張感!
……まぁ、もちろんパニックに陥るワケですが。
テーマパークとしてのジュラシック・ワールドが垣間見られるのも面白い試み。
ジュラシック・パークはプレオープンでしかなく、以降は施設でしたからね……。
こうして多くの人がパークを楽しんでいる様子は今までになかったものです。

今までになかった、といえば今回のメイン恐竜であるインドミナス・レックス。
最大の特徴は人類によって生み出されたハイブリッド恐竜、という点。
その大暴れが軸になってストーリーは進んでいく、という。
今までは実在した恐竜ばかりで、作られた存在が出てくるのは初めてです。
コイツに関しては埒外の存在ではありますが、落とし込みどころとしては自然かと。
特殊能力をもつ、知能が高い、そもそも身体能力が高い……と高スペック。
しかし、特殊能力といっても実在する生物の応用であり、ブッ飛んではいないのです。
まさに怪獣! という感じではないので、個人的にはセーフに思えますね。
もっとも、劇中で「恐竜モドキ」と呼ばれており、その点においても納得できることも確か。
まぁ、恐竜ではないよね。

観ていなかった理由として挙げた、「人類と恐竜の共闘」に関しては作中で上手く消化。
というのも、いきなり主人公兄弟が恐竜を飼っていることが示唆されるのです。
さらに、ジュラシック・ワールドがまるで動物園のように客から思われている、とも。
つまり、恐竜が動物とほぼ同じような位置まで来ている世界なのだな、と納得。
ジュラシック・パークから何十年も経ち、(事故を起こしつつも)社会に浸透しているのでしょう。
そう考えると、ヴェロキラプトルとの並走は狩猟犬と並走しているようなものかな、と。
……暴論かもしれません。

ともあれ、昔を思い出しつつ、ハイテンションに楽しめた一本となりました。
こうなると続編の「~炎の王国」も観ないといけないような気がしますね。
ただ、世間では「ジュラシック・マンション」とも呼ばれていて、僅かな不安要素も……?
この熱が冷めないうちに観ておきたいと思います。

2018/06/13

感 ジグソウ:ソウ・レガシー

DVDを借りてようやく観ました、「ジグソウ:ソウ・レガシー」。
SAWシリーズはかなり好きなだけに、一時期は映画館で観ようとすら思っていました。
ただ、映画館に向かった頃、既に上映は終わっていたという……。
こういう物好き向け(偏見)の映画は早めに観ないとダメだったかッ……!
そんなワケで、感想を書くのが今さらになりました。

「SAW 3D」、つまり「SAW 7」で一区切りを迎えたSAWシリーズ。
ストーリーとしても完結しており、あのラストで私も納得していました。
しかし、ここに来てまさかのシリーズ復活。
期待半分不安半分で複雑な気持ちでしたが、実際に観てみると良い作品だったと言えます。
「SAW」から「JIGSAW(原題)」にタイトルが変わり、リブートの印象もあった今作。
タイトルが示すとおりの完全新作とも言える一方、「SAW」の色は凄まじく濃厚。
「JIGSAW」でありながら「SAW 8」とも言える作品だったな、と。
なので、SAWシリーズが好きな方には当然オススメできます。
SAWシリーズ初見の方には……判断が難しいところです。
どうしてもシリーズが好きな人間としての視点しかもたないので。

そんなSAWシリーズといえば「どんでん返し」ですが、「JIGSAW」でもそれは健在。
トリックの一部は読めたものの、全体像を掴めたかといえば「NO」でした。
というか、その一部を読ませること自体が罠のような気が……?

今作の良かった点を一つ挙げるのならば、「ゲーム」の在り方。
例えば「SAW 6」は「命の選別」、「SAW 7」は「嘘の代償」が「ゲーム」の軸になっていました。
しかし、「JIGSAW」では「SAW」と同じく「命の価値」が軸になっているのです。
これに関しては素直に嬉しかったですね。
ずっと暴走気味の「ゲーム」ばかりだったので、原点回帰を強く感じられた、という。
もちろん、コレには理由があるのですが。

そんなワケで、「ジグソウ:ソウ・レガシー」は個人的にはかなり楽しめた作品でした。
「SAW」を除けばSAWシリーズで一番楽しめたかもしれません。
やはり「誰がジグソウなのか?」という大きなテーマがあると違いますね。
スプラッター要素ばかりではなく、ミステリー要素もあってこそだよな、と。

中盤、いろいろと死にかけたのは秘密です。