広島東洋カープ、17年ぶりのAクラス入り、そして初のCS進出おめでとうございます!!
去年は9月で大失速してCS進出を逃しましたが、今年は見事にやり遂げました。
やはり先発陣が勝ち星をあげられるチームは強いですね。
特徴的な点は12球団中トップの盗塁数が示す機動力野球。
犠打数も多く、少ない安打数でもしっかりと得点をあげています。
組み上がった戦い方ができているのは羨ましい限り。
現時点では3位ですが、2位の阪神とは4.5ゲーム差。
残り試合数は6つですが、今の勢いならば詰められない差ではありません。
是非ともそのまま上りつめ、巨人をも倒し、日本シリーズ進出まで進んでほしいと思います。
で、本題の中日。
12年ぶりのBクラス。
CSがはじまって以来、初めて何もないプレーオフ。
朝は「今日も負けるよ!」と開き直っていたものの、実際に負けてみると…。
まぁ、ここから先は来季を意識していくしかないのでしょう。
正直、言いたいことは案外あります。
その最たるものは併殺打が12球団中最多、犠打数が12球団中最少というチグハグさ。
安打数が少ないので強攻策に出ざるをえないのは解りますが、その結果が併殺打では…。
個人的には走らせるよりも、犠打を多用してほしかったな、というのが本音です。
その考え方はとても「落合的」なので、現フロントが嫌っていることも承知の上ですけどね。
もちろん、今季の不調は戦力が整っていなかったことも原因だったとは解っています。
エース吉見選手が肘の手術で長期離脱。
4月までの勝ち頭だったカブレラ選手は肋骨骨折で途中離脱、後半戦になってやっと復帰。
前半戦の首位打者だったルナ選手はケガで離脱、帰国。
攻守の要であるアライバも不調が長引き、最終的には離脱。
「主力」と言える選手がことごとく欠けていたのが今季の中日です。
犠打云々よりも先に見るべきはこちらかな…?
ただ、その「主力」がいなくなった関係で、新しい力が伸びてきたことも確か。
ルナ選手が離脱したからこそ出場できた、長打が魅力の高橋周平選手。
アライバが揃って離脱したからこそ出場できた、俊足・岩崎恭平選手。
さらに岡田選手、森越選手もいます。
今までの中日はベテランがスタメンを占めていたので、こういった若い新戦力はとても重要。
チームはボロボロになってしまっても、その力が出てきたことが収穫、つまり今季は「過渡期」。
そう考えれば、少しは前向きになることができるかな、と。
来季の中日がどうなるかは分かりません。
しかし、今季の終盤に出てきたその「芽」を、何とか活かしてほしいと心から願います。
…頑張れ、中日ドラゴンズ。
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