2024/12/29

FO4 The Nuclear Option

 

――さよなら、「ファーザー」。

というワケで、ロードして「The Nuclear Option」をクリア。
レールロードルートでのエンディングを迎えました。
レールロードに対して不満タラタラではあるのですが、
かといって、他の勢力では人造人間に対する風当たりが厳しいんですよね。
良かったなバカ野郎ども、人造人間のおかげで命拾いしたぞ……!

ちょっと、レールロードメンバーに対する不満でも列挙しますか。

デズデモーナ
内通者のZ1-14への切り替えが早すぎる。
結局パトリオットはあの爆炎の中であり、あまりにも無慈悲。
何故そこまで強硬姿勢なのか……掘り下げ不足?
組織のリーダーとして目標に対してブレがないことは評価できる。

・ディーコン
胡散臭い。
彼が胡散臭い理由は親密度会話で聞いたものの……それでもなお胡散臭い。
リーダーじゃないの……? 本当に?

・なんでも屋のトム
出会ってすぐに意味の分からない注射を打たれたことは忘れてねえからな!!
MILAを設置しすぎだろう!! 大気分析が過度すぎる!!
「説明書を読んだから大丈夫」ではないんだよ!!
メンタスを控えろ!! お前がいなくなったら大変なんだからな!!

・グローリー
約束、守ったからな。

・Dr.キャリントン
レールロードで唯一の常識人と言っても差し支えない。
医者にして副官、というやけに負担のデカい縁の下の力持ち。
B.O.S.! インスティチュート! 狙うなら彼ですよ!!

・P.A.M.
「コーサーを倒してこい」と気軽に言うよね……。
設定上最強クラスの人造人間なんだよ?

……大した不満もないような気がしてきますね!!(開き直り)
結局は「無闇に過激派」という一点が引っかかる部分であり、
そこに関してはミニッツメン以外の各勢力も同じかな、という気もします。
非戦闘員を手にかけることに関してはミニッツメンを含めた全勢力同じ。
どのみち、手は汚れるワケです。

だとすれば、人造人間を保護するレールロードは相対的にマシかな、と。
FO4では「人造人間」が最大の焦点になりますが、
私の考えは「人造人間は人間ではなくても意思がある」というところ。
そして、「意思があるのならば保護すべき、共に歩むべきだ」と。
この考え方はニックやキュリーさんはもちろん、
1周目でコンパニオンとして旅をしていたエイダさんの影響があります。
彼女は歴としたオートマトロン。
「人格プログラム」で動く存在であり、その自覚もあります。
しかし、他の人間と同じように意思は感じられますし、
わざと害しようという気持ちが湧くハズもありません。
人間と同じように、共にあれば共にあり、敵となれば敵とするべきです。
「◯◯だから」とそれだけで区別するのは、それこそ人間的ではないでしょう。


このパラディンの一言で「他人の意思の有無をどう判断しろと?」と、
強く思ったことも一つの契機かもしれません。
他者の客観視はできますが、他者の「主観視」はできません。
私のクオリアとあなたのクオリアは違い、その比較はできない。
となれば、自身を含めて「自分で動いている」ように見えるなら、
「自分で動いている」「意思がある」と判断するほうが妥当。
メタなことを言ってしまえば自身を人間だと思っているこのパラディンも、
「Fallout 4」のNPCに過ぎないワケで……。

何らかのキッカケで崩壊する危険性こそあるものの、
現時点での私の結論としてはそんな感じです。
……何故「人類の再定義」を個人レベルで行う必要が?

インスティチュートにこだわる理由だった「ファーザー」に対し、
決別ができた原因は……途中までなかったのですが、途中でできました。
本当に、途中まで渋々進めていたのですよ。


知ってのとおり、「ファーザー」はウェイストランドのことを知りません。
自分の目で見たのはC.I.T.の屋上が最初にして最後。
なのに、知ろうともせず「終わり」と言い放つ。
「知」を探求するインスティチュートの指導者がこの有り様です。
彼に対する「落胆」と彼の「無理解」。
目の前にいるのは「ファーザー」。
そう、割り切ることができました。
――彼の夢を打ち砕いたことを引きずってはいます。

ともあれ、これであらためて「Fallout 4」完走、というところ。
あとは3周目のファー・ハーバーを進めるかどうか、という感じなので、
適当に楽しみつつ「Fallout 5」を待つことにします。

いつになるやら。

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